何年か前に、「オニバスプロジェクト」なる
金持ち集団が彦根城中壕を我がもの顔に荒らし回り
人気のあったハスを抜いてしまい、ヒシも抜き
オニバスだけを育てようと勝手放題!
おかげで、お濠は本来の生きものがいなくなり
汚い藻が増え、しばらくは汚いお濠に変身していました。
今年、やっとわずかに残っていた、ハスががんばって
くれました。
少しずつ、少しずつ、増えてくれて
やっとここまで来ました。
おかげで、夏にいなくなった、昆虫も魚も小鳥も
少しずつ戻ってきました。
プロジェクトの連中がほっておいてくれたおかげで
従来の「ハス」それに「オニバス」どちらもそろい踏み。
うれしいことに、ハスの好きな「カワセミ」も帰ってきました。
後は、「チョウトンボ」や水を飲みに来る「黒いチョウ」
トンボにかえったヤゴの抜け殻・・・
これらが、そろってくれば、昔通りのお濠に
もどれます。
もう、いじらないでください!
さわらないでください!
本来の自然を自然のままにしておいてください。
種がいっぱい出来て、その種でいくらでも増やせる
栽培に簡単な「オニバス」は、お金持ちの
自分たちの庭で育てて自分たちだけで楽しんでください。
帰ってきた「カワセミ」
そろってきた「ハス」
花はまだですが、たくさん出てきた「オニバス」
くれぐれもお願いします!
「オニバスプロジェクト」。
お金にまかせて、彦根城お濠を壊さないでください!
ところでこの風景どのあたりですか。
場所は、尾末町奥の公園の横です。